豊川の為当集会所で三世代交流体験
2025/12/22

協力して蕎麦を麺の太さに切る親子(為当集会所で)
豊川市為当町の為当集会所で21日、三世代交流の蕎麦(そば)打ち体験があり、子どもたちや父母、お年寄りら約40人が参加した。
集会所南側の畑で実が育ち、11月に収穫して脱穀、製粉しておいた蕎麦粉を使用した。町内の老人クラブ・為当丹頂クラブのそばらく会のメンバーが指導する中、水と混ぜ合わせる水回しをした後、こねたり、生地をのしたりして均一の厚さにし、専用の大きな包丁を使って慎重に麺の太さに切った。
体験後には、あらかじめゆでてあった蕎麦を食べる時間も設けられ、親子らが一足早い年越し蕎麦を堪能した。各自で作った蕎麦は持ち帰り、自宅の食卓でも味わった。
子ども会からまな娘と初めて参加した森信勝さんは「普段から何気なく食べている蕎麦を作る機会はないので、子どももいい勉強になったと思う。来年も参加したい」と話していた。