「やり切った」と2025年総括

豊川の竹本市長が来訪 年末あいさつ/「10大ニュース」のビッグ3熱く語る

2025/12/24

今年の「10大ニュース」のうちビッグ3の解説を加え、説明する豊川市の竹本市長(東海日日新聞社で)

 年末のあいさつのために23日、東海日日新聞社を訪れた豊川市の竹本幸夫市長は、すでに発表している豊川海軍工廠(こうしょう)被爆80年平和記念式典で高校生による戦争をテーマにした演劇を披露など今年の「10大ニュース」のビッグ3を挙げて、解説を加えた。総括として「やり切った感じ」と強調した。

 その1に挙げたのが豊川高校演劇部の演劇の披露。「被爆75周年にできた創作劇で、DVDで見て資料館(平和交流館)で現物も見た。非常にいいなあ」と感想を述べ、「これからもやってもらいたい」と要望した。

 その2は国道23号名豊道路の全線開通。これに伴って御津臨海企業用地の分譲は残り2区画と好調な状況を紹介し、豊川白鳥地区の新規工業団地も2029年度には供給を始められると見通しなどを述べ「工業団地を開発することで雇用創出につなげたい」と意欲を燃やした。

 その3に日経BP総合研究所の「シティブランド・ランキング―住みよい街―」で市が全国28位にランクインしたことを取り上げ、「医療介護、子育て、町の活性化がある程度評価された」と喜んだ。

 このほかに市出身の女子プロゴルファーの入谷響選手が今年からツアーに参戦して6月に初優勝を飾り、豊川高は21日に京都であった全国高校駅伝競走大会で男子が7年ぶりに8位に入賞し、「私にとってプレゼントを受け取ったような気持ち」と喜びもひとしおのようだった。

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