各市町村が周年迎える

【回顧2025(新城市・北設楽郡)】新城市と設楽町でトップが再選/自転車レースは山間コースに設定

2025/12/24

当選して花束を受け取る下江氏

 今年は秋に新城市で市長選と市議選のダブル選挙が、設楽町で町長選があった。下江洋行市長(60)と土屋浩町長(65)はともに再選を果たし、2期目をスタートさせている。また、両市町と豊根村は自治体合併から20周年、東栄町は町制70周年を迎え、これまでの道のりを振り返る節目となった。

  新城市長選(10月26日投開票)で、下江氏は地元経済界や労働組合から支援を受け、産業基盤強化などを主張。元市議で新人の女性候補を退けた。

 当選後は、新たに計画する企業団地の候補地を一鍬田地区に絞り込むなど、公約遂行へ間髪をいれずに動きだした。

 市議会の所信表明では「人口減少時代に向き合い、また耐え得る地域づくりを進める」と強調。65歳以上の「はつらつ世代」、関係人口「つながりびと」の活躍を促していく考えを示した。

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 新城市と設楽町は10月、それぞれ新設合併20周年に合わせた式典を開いた。東栄町は11月、町制70周年記念式典を催し、功労者を表彰するなどした。

 豊根村も旧富山村(富山地区)の編入合併から丸20年を迎えた。同地区ではこの間に人口が約40人まで減少し、生活基盤をどう維持するかが課題となっている。

 金融機関に残ってもらうため、村は10月、役場の支所機能を富山郵便局へ委託する取り組みを開始。支所は年度末に廃止する。

          ◇
 来年秋のアジア競技大会で自転車ロードレースが開かれる新城市は9月、その準備を兼ね、全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)のプロツアー「第2回新城ロードレース」を開催した。

 昨年から会場を変更し、作手地区と鳳来地区をまたぐ山間部にコースを設定。国内トップクラスの実業団選手ら約80人が出場し、力強い走りを見せた。

 アジア大会も山間部のコースが想定される。勾配のきつい山道で、各国の代表チームが駆け引きを展開することになる。

当選証書を受け取る土屋氏

新城ロードレースで力走する選手ら

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当選して花束を受け取る下江氏

当選証書を受け取る土屋氏

新城ロードレースで力走する選手ら

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