長い筆を持って思い思いに描く

豊橋・水上ビルの朝市「獅子王」店主がライブペインティング

2025/12/24

水上ビルの朝市はにぎやかな中にもゆるやか

 毎月第1月曜日の豊橋市の水上ビルでは、午前10時から午後2時まで朝市が開かれる。2022年3月から開催されていて、平日の昼間とは思えないほどの人でにぎわっている。

 焼き菓子、弁当、野菜、服、本などさまざまなものが並ぶ中、大きなキャンパスが目を引くのがビアレストラン「獅子王」の前だ。店主の足立滋人さんがライブペインティングを行っている。「大人も子どもも描きたい人は皆歓迎」というように、道行く人が流木にくくりつけた柄の長い筆を持って、思い思いに色を載せていく。

 足立さんは東京芸術大学を出て、ゲーム会社などで働いたのち、飲食業を志す。パセオビルの地下にあった獅子王が父親の店で、駅前再開発で閉めるとき一部什器(じゅうき)を受け継いで水上ビルに店を開いた。4年前のことだ。以来、朝市のライブペインティングも年に1枚ずつ描いてきた。今描いている絵もさらに塗り重ねてどんな絵になるのか。足立さん自身も楽しみにしている。

絵を描く足立さん

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