奏者「大ちゃん先生」/蒲郡・竹島園地で演奏
2026/01/07

ハンドパンを演奏する大ちゃん先生(蒲郡市・竹島園地で)
年末の昼下がり、三河湾を望む蒲郡市の竹島園地に澄んだ音色が響き渡った。師走の慌ただしさをよそに、ゆったりとした時間が流れている。神秘的な旋律に引かれて、子どもも大人も思わず足を止めた。
人垣の中心にいるのは、一抱えもある亀の甲羅のような金属製の物体を膝に載せた男性。音色の正体は「ハンドパン」という、スイス生まれの打楽器だ。形はUFOを思わせる。表面にある複数のくぼみの周りを指の腹ではじくと、共鳴音が響く。
演奏している男性は「大ちゃん先生」と名乗り、市内外で演奏活動を繰り広げている。ハンドパンに出合ったのは7年ほど前だという。竹島園地では平日の昼間、セラピストの仕事の合間を縫って、練習を兼ねて作曲している。
オリジナル曲は30曲ほど完成した。あえて曲にタイトルは付けない。「聴く人が何を感じてくれるかが大切」とほほ笑む。
竹島園地での演奏は不定期。暖かい日を選んで訪れるという。