東三河ものづくり大賞で3社表彰/三菱総合研究所 松田主席研究員/「逆参勤交代」テーマに特別講演
2026/02/06

「東三河ものづくり大賞」受賞社の代表ら
地域の商工会議所と商工会でつくる東三河広域経済連合会(神野吾郎会長)は5日、ホテルアークリッシュ豊橋で「東三河経済フォーラム2026」を開いた。「東三河ものづくり大賞」の表彰式では、3社が大賞を受賞した。
受賞したのは、音響機器製造のSoundKOUBE(田原市)の「『空間包容スピーカー』を実現する8㌢フルレンジ一発のスピーカー装置(OPUSシリーズ)」、建設業、アーキHILO(豊橋市)の「IH電磁誘導式塗膜剥離機『メクレル』による安全・環境負荷低減技術」、豊橋技術科学大学発ベンチャー、OptTech(同)の「傷・打痕・シミを顕在化させる 光学技術を用いた外観検査用照明」の3社。表彰式では、各社の代表者が受賞内容をプレゼンテーションした。
特別講演では、三菱総合研究所の松田智生主席研究員が「人材の争奪から共有へ―東三河逆参勤交代が日本を変える」をテーマに登壇した。松田氏が提唱する「逆参勤交代」は、大都市圏に住む専門ノウハウを持つ人材が期間限定で地方に滞在し、副業をしながら地域と交流する仕組み。松田氏は「個人、地域、企業、大学にとって『四方よし』になる」と事例を紹介した。東三河での実施を試算し、「1000人が1か月滞在すると1・6億円を消費し、住宅やオフィスの整備費は7億円。2030年に予想される1・8万人の労働力不足解消に貢献するなど、多面的なメリットがある」と説明した。