動物愛護センター「あいくる」/地域猫活動支援で存在感/豊橋市議会一般質問
2026/03/04

豊橋市動物愛護センター「あいくる」
豊橋市が動物愛護行政を推進する上で、5カ月前に開所した動物愛護センター「あいくる」の存在が重要性を増している。飼い主のいない猫を地域で管理する「地域猫活動」を支援する際に大きな役割が期待される。
3日にあった市議会3月定例会の一般質問で、斎藤啓議員(共産)が同センターの話題を取り上げた。答弁で種井直樹健康部長は、地域猫活動に対する不妊・去勢手術費の補助金について「年度の半ば頃には申請額が予算額に迫ることが起こりやすい現状となっている」と説明。「飼い主のいない猫が増えるのを防ぐには、猫の繁殖前に不妊去勢手術を施すことが効果的だ。あいくるでも地域猫の不妊去勢手術を行えるようになったので、補助事業と並行して取り組んでいきたい」と述べた。
動物愛護に関わる活動団体との関係を巡り種井部長は、あいくるの開所イベントでの譲渡会の共同開催や地域猫活動を市民周知するチラシ作成時に意見を聞くなど「個別に連携をしながら進めている」とし「今後も引き続き、あいくるの取り組みに関わってもらえる個人や団体を大切にしていきたい」と答えた。
議会答弁によると、2011年度に50万円の予算額で始まった地域猫不妊去勢手術費補助金は25年度には400万円になり、不妊・去勢手術の実施頭数は年間約60頭から約300頭へと増加。約10団体だった地域猫の活動団体数は約50団体に増えたという。
あいくるは昨年10月1日、同市中野町の保健所・保健センターの隣接地に開所した。