町が特産品開発事業、道路開通に合わせ3品お披露目
2026/03/17

左から阿部さん、大岡さん、森下さん(杜のフロントYARD307で)
三遠南信自動車道の東栄インターチェンジ(IC)―鳳来峡IC間が開通した14日午後、東栄町は町内で特産品開発事業の成果発表会を開いた。事業者3者が「セリサイトっぽいクッキー」「奥三河ジンジャーシロップ」「柚子胡椒(ゆずこしょう)香る味噌(みそ)鶏マン」を披露し、行楽客らに振る舞った。
クッキーは優しい風味とうらはらにゴツゴツとした形で、白いパウダーがまぶしてある。化粧品の素材として町内で採掘されるセリサイトそっくりだ。
その鉱物を使った化粧品事業を手掛ける会社「もと」が企画、出品した。大岡千紘社長(35)は「三遠南信道の開通でたくさんの人が来てくれるといい。セリサイトのことも知ってもらいたい」と期待する。
シロップは、椙山女学園大学生活科学部の阿部順子准教授(55)=町まちづくり観光協会顧問=らが開発した。
町でも野生動物の食害を気にせず栽培できるショウガ、トウガラシなどが材料で、割って飲むだけでなく料理の味付けにも使える。
鶏マンは、東栄IC近くの立ち寄り施設「杜のフロントYARD307」が出品した。特産の「錦爽どり」や町で採れたユズ、タケノコ、シイタケを使う。
スタッフの森下英子さん(57)は「意見をいただき、もっとおいしくしていきたい」と話した。
町経済課の佐々木豊課長(60)は「東栄町においしいものがあると言ってもらえるよう、準備してきた。しっかりしたものを作ってもらえた」と手応えを語った。