伊知多神社で春の大祭

赤鬼と青鬼〝千鳥足〟であめ玉まく/豊川

2026/04/06

仲間に支えられながらあめ玉を配る青鬼(伊知多神社で)

 豊川市市田町の伊知多(いちだ)神社で4、5日両日、春の大祭が開かれた。5日午後の私祭では〝奇祭〟と呼ばれる由縁の珍しい神事があった。

 拝殿での神事が終わると、赤鬼と青鬼に扮(ふん)した男たちが子どもたちにあめ玉をまいた。男らは酒で泥酔した状態で神事に臨むのが伝統で、足元もおぼつかないほどの千鳥足で仲間らの肩に支えられながら、爆竹が打ち鳴らされる中で役目を果たしていた。獅子舞も同様に千鳥足で、境内を走り抜けた。

 神輿(みこし)と行列が町内を練り歩いたほか、拝殿前では巫女(みこ)舞も奉納された。

 早朝には三河地方で唯一続けられ、県内でも熱田神宮と伊知多神社だけに伝わる奉射神事「朝的(あさまと)の儀」が執り行われ、地域の五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、無病息災を祈願した。

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