視察・研修プログラム拡充へ/蒲郡市
2026/04/06

視察プランで体験できる廃材活用例をPRする関係者ら(蒲郡市・蒲郡商工会議所で)
蒲郡市が進める「サーキュラーシティ」(循環都市)の取り組みを全国へ発信する新たなプロモーション事業が始まった。蒲郡商工会議所が市や島根県のスタートアップ企業「ONE TERASU(ワンテラス)」と連携。同社の視察マッチングプラットフォーム「Shisaly(シサリー)」を活用し、地元の循環型ビジネスを「産業観光」として再構成することで、関係人口の創出と地域経済の活性化を目指す。
愛知県のスタートアップ支援プログラムに採択されたのを機に始動した。市では2021年に「サーキュラーシティ宣言」を行い、企業による資源循環やアップサイクルの動きが活発化している。
プロモーション事業では、これらの先進的な現場を「視察・研修プログラム」として構成し、外部へ広く公開する。観光業者とも協力し、企業研修や教育旅行の需要に応じたオーダーメード型の視察を提案する。
すでに用意されている視察プランとして、日本一の生産量を誇るロープ製造現場での廃材活用体験や、カーテン工場の端材を用いたアップサイクルドレスの製作工程の見学などがある。
今後、コンテンツや受け入れ体制を拡充する方針だ。担当者は「資源循環の取り組みが活発化する中、研修プログラムとして公開することで地域のブランド力の向上やビジネス機会の創出につながれば」と意気込んでいる。