東郷東小・5年生19人が「お田植え踊り」披露/新城
2026/05/08

苗を手に「お田植え踊り」を舞う児童ら(新城市立東郷東小の学校田で)
米の豊作を祈る「お田植え踊り」が7日、新城市立東郷東小学校(児童数129人)の学校田約6アールで行われ、早乙女と法被(はっぴ)姿の5年生19人が息の合った舞を披露した。
五月晴れの下、師匠代表の山内康平さん(74)が「滑りやすいから、できたらガニ股であるいてください」とアドバイスを送り、林英嗣校長が「毎年行う伝統行事。頑張ってください」とエールを送った。
菅笠(すげがさ)とかすりの着物を着た早乙女姿の女子児童と、はちまきに法被姿の男子児童が横一列に並び、「どうかこの苗すくすく育て…」という「お田植えうた」に合わせてゆっくりと舞いながら「あいちのこころ」の苗を植えた。
「師匠」と呼ばれる米作り指導の住民6人や他学年の児童、保護者、東郷中こども園の園児らが、児童の踊る姿をじっと見守り、終わると拍手を送っていた。
5年の中嶋ならさんは「体育館と違い、泥の中でやるのは難しかった」と振り返り「4年の時、来年踊るんだなと見ていた踊りをこうして踊れてうれしかった」と笑顔を見せた。
けがのため田んぼに入ることのできなかった鳥居未友波さんは、衣装を身に着け応援し「伝統のある踊りを受け継ぐことができてうれしい」とあいさつし「きれいな衣装が着られてよかった」と話した。
林校長は「お田植え踊りは、地域の支えがあってこそできる行事」と感謝した。
2002年に米作り学習の一環として始まったこの踊りは、今年25年目を迎えた。