形や手触りなど楽しんで

豊川で31日まで「卒寿記念 杉本玄覚貞光 不易展」

2026/05/27

「小侘びの茶盌」について話す杉本玄覚貞光さん(ギャラリー花棕櫚で)

 滋賀県甲賀市信楽で「侘び」(わび)「寂び」を終生の命題として作陶する杉本玄覚貞光さん(90)の「卒寿記念 杉本玄覚貞光 不易展」が、31日まで豊川市大橋町のギャラリー花棕櫚で開かれている。

 会場には、信楽大壺、伊賀花入をはじめ、茶器、花器、酒器など約200点が展示されている。

 中央のテーブルには、杉本さんが「小侘びの茶盌(ちゃわん)」と名付けた茶盌が並べられ、来場者は手に取って形を眺め、手触りなども楽しんでいる。

 23日と24日は、「不易流行」をテーマに杉本さんのギャラリートークが行われ、作陶50数年のうち35年間、立花大亀老師から教えを受けたという禅の思想「侘び」「寂び」と、作品作りについて語った。

 杉本さんは「利休が望んだといわれる長次郎作の茶盌は、焼きが渋く、全体に小振りで掌中に収まる。その様子はまさに利休の侘茶」と解説。

 「この一連の茶盌を作陶して『小侘びの茶盌』と名付けた。ぜひ手に取ってご覧いただきたい」と呼びかけている。

月、火曜は定休。

問い合わせは、ギャラリー花棕櫚、電話
=0533(84)9482=へ。

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