豊橋消防本部が危険物施設で火災訓練行う
2026/06/13

タンクへ放水する消防隊と、製造所に自衛消防隊(豊橋市消防本部提供)
豊橋市消防本部は5日、同市明海町のトピー工業豊橋製造所で消防訓練を行った。消防職員と同社の社員約30人が参加。「危険物火災」を想定した消火活動を行い、非常時の行動を確かめた。
訓練は、危険物タンクから出火したと想定。製造所の「自衛消防隊」が初期消火や避難誘導の活動を行って119番通報し、到着した消防隊員ははしご車から放水した。
2019年度から市は、多岐にわたる危険物を取り扱う施設に専門知識を持つ「消防技術説明者」を設けることを推奨している。この日の訓練は、製造所の技術説明者が現場に到着した隊員と連携。「災害情報提供シート」を活用し、施設の特性や火災の状況を伝えた。
訓練は7日から13日までの「危険物安全週間」に合わせて実施。市内には約900の危険物施設があり、過去には人為的なミスが絡んだ大規模な工場火災が起きている。
同本部予防課の斎藤昇課長補佐は「訓練などを通じて危険性を認識してもらい、安全意識を高めて事故をなくしてほしい」と話している。