「江戸時代のしんしろまちを巡る」

奥三河きわめひと伝承講座に20人が参加

2026/06/20

参加者らに解説する高田さん(新城市東入船地内で)

 第55回奥三河きわめひと伝承講座「江戸時代のしんしろまちを巡る」が18日、新城市東入船の市役所周辺で行われ、参加者20人が新城城を中心に「しんしろのまち」ができた当時や人々の生活などに思いをはせた。

 講座はJA愛知東やまびこ大学「学び塾」が主催し、講師はあいち観光ボランティアガイド会長などを務める新城市在住の高田孝典さんが務めた。

 一行は、大手門跡や家老屋敷跡、学問所「有教館」跡などの見学後、450年前の1576年に築城された新城城跡(現新城小)で説明を受けた。城主は奥平信昌で、家康の長女で妻の亀姫とともに14年間過ごした。その後の城の変遷とともに、土塁が残された経緯と市長らの思いが語られた。新河岸跡では、渡し場のにぎわいや豊川の舟運について説明があり、当時は今よりかなり水位が高かったことなども紹介された。

 後半は、大善寺、永住寺、富永神社などを巡るとともに、水路跡や田町の清水などを見学した。参加者は、江戸初めの新城のまちの姿に想像を膨らませていた。

 新城市臼子の老平美喜代さんは「宗堅寺で水琴窟の澄んだ高音を聞くことができてよかった」と振り返り、「江戸の名残を見られ、江戸を感じることができた」と喜んだ。

 高田さんは「『知らなかった隠れた痕跡に出会えた』などと喜んでくださる方もいてよかった」と話すとともに「これからもまちなか散策マップを活用しながら、現地探訪を行い、案内する人を育てていきたい」と語った。

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