ボランティア活動通算1000回突破

豊川奇術同好会代表・川口さん手品など通して福祉増進図る

2026/06/20

活動通算1000回を超えた川口さん(豊川市社協提供)

 手品やマジックを通して福祉増進を図る豊川市のボランティア団体「豊川奇術同好会」の代表、川口卓三さん(95)が、4月にボランティア活動通算1000回を突破した。

 川口さんは当時66歳だった1997年6月15日、豊川奇術同好会のメンバーから勧誘を受けて入会。テレビで見たことをきっかけにマジックを練習していたこともあり、さまざまな手品を習得して披露するようになった。車いすに乗った少女の「楽しかった。また来てね」という言葉が心に残って活動を続ける原動力となり、今年4月16日の活動で1000回を達成した。

 直腸がんを患い、活動継続が危ぶまれたこともあったが「もっといろんな人に接していきたい」という思いで続けた。新型コロナウイルス禍では活動機会が減ったが、収束後に「お客さんを笑顔にできるように」と練習を欠かさなかった。90歳を過ぎても元気で「年を取ったが、拍手と笑顔がある限り、会の皆さまと一緒に活動していきたい」と意気込んでいる。

 豊川奇術同好会は1983年4月に設立され、町内会や子ども会、老人会、福祉施設などで出演を重ね、2020年度には緑授褒章を受章している。

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