クラファンで資金募り5カ年かけ復活目指す/豊川
2026/08/21

佐奈川堤の桜の保全・再生プロジェクトをPRする市職員(豊川市役所で)
豊川市は20日、花見スポットの一つ、佐奈川堤の桜の保全・再生プロジェクト「未来へつなぐ桜満開の記憶」を開始すると発表した。クラウドファンディングで資金を募り、今年度から5カ年かけて老朽化が著しい桜並木を復活させる。
戦後まもなく佐奈川の河川改修を記念して植えられたソメイヨシノは当初約800本あったが、樹齢75年が経過し、倒木などで約570本まで減っている。現在残る木も約8割が老朽化で倒木や落枝の危険性があり、数年後に伐採しなければならない。桜並木は通学路にもなっており、近年台風などの悪天候時に倒木したケースもある。
市は河川管理者の県と協議し、荒古橋から金屋橋まで約1・2キロの両岸の桜並木において、街路樹に適した品種ジンダイアケボノに植え替えることに決めた。きょう21日から11月18日までの90日間、クラファンで300万円を目標に個人・企業から資金を募り、今年度と来年度は左岸で整備。2028年度には2回目のクラファンを実施し、30年度まで3カ年で右岸を整備する。
個人はふるさと納税の対象となり、実質2000円の負担で支援できる。10万円以上支援した企業は市ホームページに掲載される。