小中高生「聞いてください私の話」/新城
2026/08/22

校歌の一節を歌う庭野小の3人(新城文化会館で)
新城市の児童、生徒が思いを語る「聞いてください私の話」が21日、新城文化会館で開催され、小学5年から高校2年までの児童、生徒22組43人が自分の言葉で、地域、学校への思いや今夢中になっていること、将来の夢などを語った。
会は、実行委員長の世古浩之校長(鳳来中部小)が、サッカーの森保一監督の体験を例に「悩んだり失敗したりした体験に無駄なことはない」と話すとともに、この日の発表への期待を述べ始まった。
庭野小6年の今原瑠香さんと鈴木志輝さん、松井乃々花さんの3人は「日本一の小学校をめざして」のテーマで発表した。同校は、来年3月末で閉校し、八名小に統合することが決まっている。みんな仲良く、元気に過ごし、地域の方が温かく見守ってくれた学校への思いを述べ、素直で、仲良く、力いっぱいの庭野の子を語る校歌の一節を3人で歌った。これからさらに思い出をつくり、校舎をピカピカにし「3月に日本一の学校と言える姿で、八名小と一緒になりたい」と誓った。
新城有教館高校2年の加藤漣虎さんは「農業への第一歩」のテーマで、農業体験を通して経験した厳しさ、難しさを語り「知識、技術を磨くには観察が大事であることが分かった」と述べた。「農業で大切なのは信頼」だと父親を見て学んだと話し「父のように周囲から頼られる存在になりたい」と農業の道に進む上での夢を語った。
指導講評で、教育委員会教育部の安井研二教育監は、どの発表も素晴らしかったとし「どの発表にも、思いや気づきが含まれていた。気づきから始まり、思いが強く広がり成長につながっていく」と話した。
発表者らには「他の発表者への疑問を、ズームなどを使って明らかにしてほしい」と提案し、会場の子どもらには「発表の中で得た思いや気づきを行動に移してほしい。発信する場所はたくさんある」と訴えた。