首や腰の痛み 相談して

光生会病院脊椎脊髄外科指導医 藤岡克博医師/早期発見・早期治療は大切なルール/治療の最適なタイミング逃さないで

2026/10/22

藤岡克博医師

光生会病院脊椎脊髄外科指導医 藤岡克博医師/早期発見・早期治療は大切なルール/治療の最適なタイミング逃さないで

 年齢を重ねるとともに増えてくる、首や腰、脚の痛み。放置しがちな悩みに応えてくれる専門医が、豊橋市吾妻町の光生会病院で活躍を始めた。脊椎脊髄外科指導医の藤岡克博医師。この6月に着任し、患者の信頼を集めている。

 「脊椎脊髄外科というと分かりにくいが、背骨と神経の専門医。首が痛い、腰が痛い、手足がしびれる・痛い、休み休みしか歩けない、などの日常的な不調を治療するのが役割だ。よく知られた病名としては、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがある」と藤岡医師。高齢者に多い背骨の圧迫骨折などにも対応し「背骨の骨折は、コルセットで治すしかない、と言われるが、状態によっては手術が有効だ。小さな手術で早く痛みを和らげ、背骨の変形を防ぐこともできる」と話す。慢性化した腰や脚の痛みには、薬やブロック注射、リハビリに加えて手術も有効で「手術を怖がる患者さんも多いが、現在の手術の安全度は極めて高いことを知ってほしい。唯一の根本的治療である手術は大切な選択肢だ」と強調する。また、椎間板ヘルニアの治療として注目されている「ヘルニコア」も使用でき、「従来の治療法と手術の間にある治療。すべてのヘルニアに適応になるわけではないが、ぜひ相談してほしい」と力を込める。

 1989年に名古屋大学を卒業後、関連病院で研さんを積み、民間病院でもキャリアを深めた。現在62歳。光生会病院着任で、初めて豊橋市で暮らし始めたという。「光生会病院は、脊椎外科治療のための環境が整っており、患者さんにも安心ではないか。“自分が患者さんの立場だったら、どのように治療してもらいたいか?”という基準で治療法を考える。早期発見・早期治療は、すべての病気やケガに共通する大切なルールだ。病状が進行したために、大がかりな手術が必要になったり、神経がひどく傷んでいて手術をしても改善が見込めなかったりすることもある。治療の最適なタイミングを逃さないようにしよう」と呼びかける。

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