今月末から4カ月半の休業に/道の駅「アグリステーションなぐら」
2022/11/20
アグリステーションなぐら
設楽町名倉地区の道の駅「アグリステーションなぐら」が今月末から改装工事に入り、4カ月半にわたって休業する。再オープンは来年4月の予定。最終営業日の27日までは休まず営業し、自慢の新米を使ったおにぎりを格安で販売するなど、感謝イベントを行う。
20日からは食堂で350円以上のメニューを注文した人に、施設内で使える50円分の商品券を贈る。20、26、27日には地元産米のおにぎりを一つ50円で販売。エゴマだれや塩昆布など好みのトッピングで食べてもらう。
最終日の27日には、客に甘酒を振る舞う予定だ。
アグリステーションは1999年、同町西納庫の国道257号沿いに開設された。施設は町が所有し、名倉高原生産組合が運営。実をいって作ったエゴマだれの五平餅や、地元農家らが持ち込む新鮮野菜が人気を集めている。
施設が老朽化したため、町は今年度、大規模改修の費用として約1億1000万円の予算を確保。食堂を今より広げ、農村ならではの風景を眺められるよう、田んぼに面した南側にテラス席を設けることにした。
名倉生産組合の鈴木伸勝さん(64)は「改装が終われば、広くきれいになるのでご期待ください。田植え、稲刈りなど季節ごとの風景を楽しみながら、五平餅を食べていただける」と話している。