「森緑翠と白士会」収蔵品展

創立会員らに焦点/3月4日まで豊橋市美術博物館

2018/02/04

 東京都出身で後半生を豊橋市で過ごした日本画家・森緑翠(1917~1999)生誕100年を機に、師・中村岳陵や中村正義、永井繁男ら同門の画家、緑翠が結成に携わった「白士会」の創立会員らに焦点を当てた収蔵品展「森緑翠と白士会」が、同市美術博物館2階展示室で開催されている。3月4日まで。月曜休館(12日は開館し、翌13日休館)。

 13歳から岳陵に師事し、蒼野社に入門した緑翠は、院展や文展で活躍。戦後は日展、一采社展に活躍の場を移すが、肺結核の転地療養のため渥美へ移住。1957年には豊橋に転居した。

 同展では、蒼野社時代からその離脱、白士会結成と新たなテーマを求めた白士会時代を緑翠と8人の作家、全82点の作品を通してたどる。

 緑翠の作品は、その名の通りどの作品にも緑が登場。娘の悌子も多く描かれている。また、2012年に遺族から寄贈を受けた約50点もの下絵も並べ、本画と併せて紹介。詩情あふれる透明感、郷愁誘う異国風景などの緑翠の世界と互いに共鳴しあった仲間たちの作品が堪能できる。

 2月12日午後2時から講義室で、学芸員によるスライドレクチャーと、「白士会結成のころを語る」のテーマで白士会会員・日本画家の飯田史朗さんを迎え、インタビュー形式で蒼野社時代から白士会結成当時のエピソードを聞く。聴講無料。定員80人(先着順)。

観覧料は、一般・大学生200円。小・中・高生100円。

2018/02/04 のニュース

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