市民へ生ごみ分別浸透

530運動発祥の地も他都市より多い排出量/名誉挽回なるか

2018/06/14

 昨年から豊橋市で始まった生ごみの分別収集が、市民に浸透してきている。環境意識の高まりは、ごみ排出量全体を押し下げる効果もあり、「530(ゴミゼロ)運動」発祥の地らしからぬ事態を改めることにつながるか注目される。

 13日の市議会本会議で、廣田勉議員(まちフォーラム)の一般質問に市が答えた。

 小木曽充彦環境部長の説明によると、生ごみのうち会社などから出される事業系生ごみの収集量は、収集が始まった昨年8月で計画量の47%にあたる145トンにとどまった。

 テコ入れを図るため、市職員が多くの事業系生ごみを排出するスーパーやコンビニ、病院などを訪れ、ごみ分別への協力を呼びかけた結果、先月の収集量は計画の91%に相当する282トンへと大幅に増えた。

 スタートの出遅れが響き、年度を通した事業系生ごみの収集量は1671トンと、計画の69%だった。ただ、家庭から出された生ごみの収集量1万4663トンと合わせると生ごみ全体では計画量の8割を超え、小木曽部長は「おおむね順調なスタートを切れた」と評価した。

 生ごみの分別収集に伴い、これまで生ごみを含めていた 「もやすごみ」は前年度に比べ27%減り、4万7789トンになった。

 市民1人あたりの1日のごみ排出量は2015年度の746グラムから、昨年度には652グラムになる見込みで、これは同規模の他都市並みだという。530運動発祥の地にも関わらず、豊橋市はごみ排出量が他都市より多いと言われ続けただけに、名誉挽回に期待がかかる。

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