渥美半島東海七福神 春の大祭

田原市/参拝者ら七カ寺巡り「ご利益」

2023/03/12

参拝者への御朱印の授与(潮音寺で)

 田原市内の名刹(めいさつ)七カ寺にまつられている「渥美半島東海七福神」の春の大祭が10日、各寺で行われた。やわらかな日差しが降り注ぐ中、参拝者は各寺を巡り、御朱印を手にした。

 新型コロナウイルス感染症の影響で中止や縮小開催が続いていたが、この春の大祭から通常開催となった。

 7カ寺は弁財天の城宝寺(田原町)や恵比寿天の成道寺(江比間町)、寿老天の法林寺(越戸町)など。毘沙門天の潮音寺(福江町)では、切り花や花の苗などの販売、甘酒の接待などで参拝客を迎えた。

 車やバスツアー、タクシーで訪れた人たちは本堂を参拝し、東海七福神指定の朱印帳や色紙などに御朱印を授かっていた。

 豊川市から車で潮音寺に来た70代の男女4人のグループは「4カ所目ですが、天気が良く気分がいいし、みんなで巡るのがいいですね。ご利益があると思います」と笑顔を見せた。

 東海七福神は1958年、信仰と渥美半島の観光振興のため開設。豊橋鉄道(豊橋市)が七カ寺に木造の七福神を一体ずつ寄贈し、まつられた。春(3月10日)と秋(11月10日)に大祭が行われている。

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