「クローン病」患者に対応

パーティー料理共同開発/蒲郡市民病院と蒲郡クラシックホテル

2024/02/09

脂質を抑えた和洋2段重と波多野総料理長

 脂質制限のある難病「クローン病」の患者にハレの日の食事を楽しんでもらおうと、蒲郡市民病院と蒲郡クラシックホテルは、重箱に詰めたパーティー料理を共同開発した。3~4人前の和洋2段重で価格は税込み1万2000円。テークアウト販売のみで12日からホテルの公式ホームページで予約を受け付ける。4月16日にホテルで受け渡す。

 クローン病は炎症性腸疾患(IBD)の一種で、消化管に炎症が起きる。原因は分かっておらず、国が難病に指定している。

 患者は脂質を取り過ぎると症状が悪化するため、日常的に食事制限を余儀なくされている。「家族や友人と同じメニューを味わいながら、楽しんでほしい」との思いから、市民病院の消化器内科特別診療科部長の谷田諭史医師と、ホテルの波多野忠明料理長が協力して開発に至った。

 洋食重の献立は、豊根村産チョウザメのスモークや、みかわ牛もも肉のトリュフ風味のパテなど。和食重はマダラの塩こうじ焼き、みかわ錦爽鶏和風ハンバーグ、サツマイモ炊き込みご飯など。地元産の食材を多用した。

 脂質は、一般的なフランス料理の半分ほどに抑えられている。フッ素樹脂加工のフライパンで炒めたり、蒸す過程を加えたりして油を使わない工夫を凝らした。貝などのだしを効かせて、豊かな味わいを実現したという。波多野料理長は「ほかにはない地産地消のメニュー。食べたことを自慢してほしい」と薦める。

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