野鳥とのふれあい楽しみに

萩小で鳥の巣箱作り/保存会会長急死も遺志と伝統文化つなぐ/豊川

2024/02/09

自分だけの巣箱を手に、笑顔を浮かべる子どもたち(萩小学校で)

 豊川市立萩小学校で7日、地元住民でなる「巣箱作り保存会」による鳥の巣箱作りが行われた。会長の権田富英さんが先月15日に急死したが、権田さんの遺志と野鳥に触れ合う同校の伝統文化を守ろうと、メンバーによって開催された。

 5年生5人は用意された木の板を使い、保存会の黒瀬治義さん(80)、中島矩彦さん(82)、鈴木哲太郎さん(77)、萩原武美さん(72)らに指導を受けながら電動ドリルで穴を開け、かんなで釘を打つなどして箱状に組み立てた。

 ふたは金具で開閉ができるようにし、鍵も装着。最後は箱の側面に鳥や花など好きな絵や文字を描き、自分だけの巣箱を完成させた。

 巣箱作りは、学校隣の萩地区市民館で2007年の開館時から町民向けに始まり、2011年からは同校で毎年行われている。今年度も当初は1月18日に行われる予定だったが、その3日前に会長の権田さんが急逝。延期されていた。

 突然のことに残されたメンバーは中止も検討したが、黒瀬さんらは「彼の遺志を継ぎ、この取り組みを途絶えさせていけないと思った。今後も何とか続けていければ」と開催を決定。旧宝飯郡音羽地区の山あいで多くの種類の野鳥が生息する自然環境を生かし、探鳥会などと並んで続く行事を守っていくことになった。

 自宅近くに鶯(うぐいす)が来るという清水颯太君(11)は「庭の木に付けたい。鶯が入ってくるか楽しみ」と話していた。

生前、長年にわたり巣箱作りに尽力した権田さん(萩小学校提供)

2024/02/09 のニュース

自分だけの巣箱を手に、笑顔を浮かべる子どもたち(萩小学校で)

生前、長年にわたり巣箱作りに尽力した権田さん(萩小学校提供)

有料会員募集

今日の誌面

きらり東三河

吉田城若駒戦2023

高校生のための東三河企業情報サイト

ソースSHOP

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP