はしかに注意

県内でも今年初の感染者確認/厚労省など呼びかけ/海外渡航きっかけに国内感染拡大の恐れ

2024/03/10

はしかに関する注意喚起のチラシの一部(厚生労働省SNSより)

 厚生労働省はこのほど、海外渡航をきっかけとしたはしか(麻しん)の感染事例が報告されており、国内でも感染の広がる可能性があるとして、SNS(会員制交流サイト)などでポイントをまとめたチラシを掲載するなどして注意喚起した。県内でも今年初めてとなる感染者が確認された。

 厚労省によると、はしかは、麻しんウイルスによる感染症で、感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水など風邪のような症状が現れる。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出る。空気や飛まつ、接触などで人から人へ感染し、感染力は非常に強いとされる。

 県内では7日、名古屋市の20代女性2人の感染が確認された。同市によると2人は2月24日、アラブ首長国連邦から帰国。その際、今月1日に大阪府などが発表したはしかの患者と同じ航空機だったという。

 厚労省などは、高熱や全身の発疹、せき、鼻水、目の充血などのはしかを疑う症状がある場合、感染拡大を防ぐため、電話などで連絡してから医療機関を受診するように呼びかけている。

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はしかに関する注意喚起のチラシの一部(厚生労働省SNSより)

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