年末に向けて事故防止啓発

道の駅とよはしで東三河6署など/交通安全運動の出発式

2024/12/02

パトロールに向かう白バイ隊員ら(道の駅とよはしで)

 東三河の6警察署などは1日、豊橋市東七根町の道の駅とよはしで、交通安全の出発式と啓発活動を行った。白バイ隊員やパトカーが、各自治体のご当地キャラクターや市民に見守られながら取り締まり活動に向かった。 

 年末の交通安全県民運動(1~10日)に合わせて、各市町村や関係機関が集まって「交通事故なくそまい大作戦」と銘打って開催。ご当地キャラクター8体は、市民とふれあいながら反射材やチラシを配って安全行動を呼びかけた。

 東三河では今年、11月30日時点で交通事故により22人が死亡。昨年と比べて4人増えており、オートバイや車両に乗った市民が亡くなる事故が約7割を占めている。

 例年、9月から3月の午後5時から7時にかけて事故が多発する傾向にある。各署は運動の期間中、早めのライト点灯や歩行者の反射材活用、ドライバーの飲酒運転根絶などを掲げて広報活動を行う。

 この日、白バイ隊員はパトロールに向かい、パトカーは交通少年団メンバーの声で、歩行者やドライバーに安全を呼びかける広報活動を行った。

 式で豊橋署の竹村賢二署長は「東三河で22人が亡くなっており大変厳しい状況。年末にかけて、速度超過や飲酒運転など違反の取り締まりを厳しく行うので協力を願いたい」とあいさつした。

ご当地キャラクターが集まって事故防止を啓発(同)

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