新アリーナと豊橋公園東側再整備計画
2024/12/13
新アリーナと豊橋公園東側エリア再整備計画の看板(公園内で)
多目的屋内施設(新アリーナ)と豊橋公園東側エリアの再整備計画について、豊橋市は12日、契約解除に向けた事業者との協議が始まっていないことを明らかにした。
市議会12月定例会の一般質問で、小林憲生議員(自民)の問いに、杉浦康夫副市長は「協議はまだ始まっていない」と答弁した。
同計画の中止を公約に掲げ初当選した長坂尚登市長の指示で、市は11月21日付で契約解除に向けた協議の申し入れを事業者の特別目的会社「豊橋ネクストパーク」に行った。同社からは市に郵送で返信があったという。
契約解除は6カ月以上前に市が同社に通知すれば、可能とされている。この「6カ月以上前」をめぐり小林氏は、契約解除に必要な期間に現在入っているかどうかを「カウントダウンは始まっているか」との表現で質問。杉浦副市長は「カウントダウン」の起点には「契約の上で解釈の余地があるので今の時点で答えられない」と明言を避けた。
市は、新アリーナと公園東側の整備と30年間の運営・維持管理費について、今年9月に同社と約230億7000万円で契約を結んだ。