市内で自動運転バス試乗会/豊橋
2024/12/13
自動運転バスに乗る園児(豊橋市内で)
必要に応じてオペレーターが操作する「レベル2」の自動運転バスの試乗会が12日、豊橋市内であった。
市は13日から22日まで午前と午後に各3便、中心市街地で運転手がいない自動運転バスの実証実験を行う。
試乗会では、近隣の園児や自治会関係者が自動運転バスの「MiCa(ミカ)」に乗車。運転席やハンドルがない近未来的な車内から通り過ぎる街並みを眺め、電気自動車ならではの静かな乗り心地を確かめた。
実験は、発着点の市こども未来館「ここにこ」を含め、神明町や新本町など計6カ所のバス停を経由する1周約3キロのルートで運行する。1便あたりの定員は7人で、事前予約の4席を除いた3席が自由席として無料で当日乗車できる。
ミカは、エストニアのオーブテック社製。センサーや3Dマップで位置を把握し、時速20キロ未満で走行する。