高校生が地元活性化へ意見交換

「ミライカフェほの国2025」

2025/02/09

商品づくりに携わった豆菓子を紹介する豊橋西高校生徒たち

 「魅力ある東三河づくり」をテーマに地元高校生が共に考え意見交換する「ミライカフェほの国2025」(東三河地域研究センター主催)が8日、豊橋市駅前大通のemCAMPUS STUDIO(エムキャンパス スタジオ)で開かれた。

 県立豊橋西高校、御津あおば高校、三谷水産高校、私立桜丘高校の生徒33人が参加し、ビジネスプランや地域活動の発表と、東三河の魅力や未来について考えるグループワークを実施した。

 発表は、2校3チームが行った。そのうち豊橋西高校は、「地域探究」を選択した生徒らが、「東三河のお菓子文化を盛り上げよう」をテーマに取り組んだお菓子プロジェクトを振り返り、「豊橋の魅力にたくさん触れることができた」と話した。

 桜丘高校生物部は、「豊橋の自然をもっと身近に」をテーマに取り組んでいるビオトークづくりについて発表。「生物多様性の大切さを伝えていきたい」と述べた。

 桜丘高校有志チーム「Carinho(カリーニョ)」は、ブラジル郷土料理(ムケッカ)に豊橋の食材を取り入れた「豊橋ムケッカ」を紹介し、「文化の違いから生まれる偏見や壁を、食を通して乗り越えたい」と語った。

 10回目となった今回は、愛知大、豊橋創造大を中心に計11人の大学生らがファシリテーターとしてグループワークに参加し、高校生たちの考えを引き出す役割を担った。

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