市民球場使用料減免などで野球・ソフト9団体/豊橋
2025/02/26
岡本会長が長坂市長に要望書を手渡した(豊橋市役所で)
解体工事が進む豊橋公園内の豊橋市営球場に関連し、豊橋野球協会など9団体は25日、豊橋市役所で長坂尚登市長に、豊橋総合スポーツ公園B地区野球場の整備に対する緊急要望書を提出した。
要望書では、硬式球を使用可能な野球場の3面整備を計画通り速やかに遂行すること。夜間練習や大会開催が可能なナイター設備のあるサブグラウンド整備を最優先させること。来年のアジア大会による球場不足を考慮し、整備完了まで豊橋市民球場の使用料金減免措置を講ずることを盛り込んだ。
要望書は、豊橋ソフトボール協会、豊橋少年軟式野球連盟、豊橋中学軟式野球連盟、新日本スポーツ連盟豊橋野球協会、豊橋サンデーベースボールクラブ、豊橋東リトルシニア、愛知県高等学校野球連盟、日本少年野球連盟愛知県東支部の連名による。豊橋野球協会の岡本至弘会長が要望書を手渡し「野球に取り組む子どもたちのために整備計画を進めてほしい」と求めた。長坂市長は「検討の余地がある。丁寧に計画を進めていきたい」と話した。
市営球場は、昨年3月末から発掘調査などで利用停止、2029年度に移転予定となっている。