東三河看護専門学校で卒業式
2025/03/08
答辞を述べる小林さん(東三河看護専門学校で)
社会医療法人「明陽会」が運営する豊橋市羽根井本町の東三河看護専門学校は7日、隣接する成田記念病院で卒業式を開いた。第32回生30人が新たな一歩を踏み出した。
神谷厚校長が壇上で卒業生1人1人に卒業証書を手渡したのち、成績優秀者などの表彰もあった。
神谷校長は「心身ともに健やかな状態で日常生活を送り、看護の知識と技術をさらに磨き、医療チームの一員であることを忘れないで。尊敬され、愛される看護師でい続けてほしい」と式辞を述べた。
卒業生を代表して、小林希羅さんが3年間の学校生活を涙ながらに振り返り、指導者や患者、家族に感謝を述べ、「母のような患者さまの最善の介護について悩み続ける看護師は、いつまでも私の目指す看護師。人の人生と向き合う専門職業人として温かい心を持ち、学び続けていく」と誓った。
卒業生らのほとんどは4月から、明陽会が運営する成田記念病院などの医療機関に就職する。