豊橋歯科衛生士専門学校で卒業式
2025/03/14
答辞を述べる南部さん(豊橋市保健所・保健センターで)
豊橋市中野町の豊橋歯科衛生士専門学校は13日、学校に隣接する市保健所・保健センター講堂で卒業式を行った。第41期生43人が、決意を新たにそれぞれの道に踏み出した。
加藤正美校長は「皆さんは口腔の健康を守る専門職として、重要な役割を担う。医療の専門職としての精神を忘れることなく、知識と技術をさらに研さんし、それぞれの分野で活躍されることを祈念する」と式辞を述べ、卒業生1人1人に卒業証書を手渡した。
答辞を述べた南部ニナさんは、戴帽式や臨床実習など3年間の思い出を振り返り、クラスメイトや家族などに感謝し、「学校で学んだことを生かし、誇りある歯科衛生士を目指し、日々精進する」と誓った。
サプライズとして、加藤校長ら教員全員が思い出の写真ととともに「君に捧げる応援歌」(HIPPY)を卒業生に向け歌ったのち、卒業生たちが「3月9日」(レミオロメン)を合唱する場面もあった。
卒業生は2日に歯科衛生士国家試験を受験し、26日に合格発表を控えている。今後は、市内外の歯科医院などに就職する。