優先交渉権者 光輝会に決定

29年度民営化の牛久保保育園/運営事業者で豊川市発表

2025/03/14

光輝会が優先交渉権者に決まった牛久保保育園(豊川市塔ノ木町で)

 豊川市は、2029年度から民営化する市立牛久保保育園(塔ノ木町1)の整備・運営事業者の優先交渉権者が社会福祉法人光輝会に決まったと発表した。

 同園の近隣にある光輝町を拠点とする光輝会は、50年以上も保育所を運営するなど経験があり、児童養護施設「光輝寮」も運営。特別な配慮や支援を必要とする児童、障害児への対応や専門知識が豊富な職員の人事交流も図っている。市内在住者や現牛久保保育園の職員の積極的な雇用や、施設整備ではソーラーシステムや自然採光、壁面緑化を導入するなど低コストで高品質な省エネを考慮した案が評価された。

 民営化後の事業形態は保育所。園児の定員数は約130人で、生後57日目から受け入れる。新しい園名は市と協議して決めるが、それまでは「牛久保保育園(仮称)」。現在の園舎を解体した後の土地を活用して建設、運営する。

 25年度は市と運営などについて協議し、26年度に基本設計、27年度に実施設計や市による仮園舎設置、28年度に新園舎の建設工事を予定。28~30年度は市との合同保育となる。

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