東三河の自治体で辞令交付

市の未来づくりへ―新たな風に

2025/04/02

代表して辞令を受け取る新規採用職員(豊橋市役所で)

 東三河の自治体で新年度が始まった1日、新規採用された職員などに辞令が交付された。

 このうち豊橋市の採用発令式では、選挙管理委員会に配属された横田章伍さん(23)が代表として長坂尚登市長から辞令を受け取った。新規採用職員109人を代表して防災危機管理課配属の福井志歩さん(22)が服務を宣誓し「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」と力強く述べた。

 長坂市長は式辞で「どんなときも笑顔を大切に」とアドバイスし、「一緒に力を合わせて豊橋の未来をつくっていこう。きょうから仲間だ」と激励した。

 これに先立つ幹部職員への訓示で長坂市長は、3月市議会で副市長人事が不同意になったことを踏まえ「副市長が1人欠け、不完全な状態で市政を推進することになる」とし「大きな穴を皆さんと一緒に埋めてもらうことを含めて力添えを」と求めた。

 新城市は、新入職員42人を含め291人に辞令を交付した。下江洋行市長は新規採用職員に向け、「職場で基礎を育み、新しい風を吹かせてほしい。何よりも健康第一である」と訓示した。

 市で女性初の部長となった健康福祉部長兼福祉事務所長の杉本晶子さんは、代表して下江市長から辞令を受け取った。「心新たに、与えられた責任を全うしたい」と決意を述べた。市の一般行政職での女性管理職(副課長以上)比率は現在12・5%。

下江市長から辞令を受け取る杉本さん(新城市役所で)

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