豊川高校女子 バレーボール部
2025/04/13
高校生のレシーブを見守る小学生たち(豊川高校体育館で)
豊川高校女子バレーボール部は12日、豊川市内の同校で地元クラブの子どもたちとの交流会を初めて開いた。高校生と小学生が互いに刺激を受け合う貴重な機会となった。
小坂井東小学校を拠点とする豊川リープスから22人と、国府小学校を拠点とするひまわりバレーボールクラブから20人が参加。高校生27人とグループごとに練習メニューを体験した。
高校生らが普段から取り組む練習を中心に、ボールを操ったり、横たわった状態から体を起こしたり、跳躍したりする運動を体験。ネットを挟み、交互にレシーブでボールを受け合うメニューでは、好プレーを見せると笑顔で喜び合った。
市議でスポーツ少年団に所属する北澤伸道さんの紹介で実現した。豊川高校の主将、水田愛弓さんは「互いに刺激を与えるいい機会」と実感し、豊川リープス出身でもある磯谷香杏奈(かんな)さんは「みんな全力でプレーするので、初心に戻るきっかけにしたい」と話した。
豊川リープスの丸山愛乃さんは「最後まであきらめずボールを追いかける姿がかっこよかった」、ひまわりクラブの佐々美織さんも「迫力とうまさにびっくりした。こういうプレーができる選手になりたい」と触発されていた。