子どもたち着衣泳レッスンを体験
2025/06/13
浮いて待つ練習をする子どもたち(豊橋市向山町で)
水難事故が増える季節を迎え、豊橋市向山町の「アクアヴィータプール&スパ 豊橋スイミングスクール」は14日まで、服を着たままプールに入る着衣泳レッスンを行っている。
対象は3歳児から中学生の会員。11日のエントリー(初級)レッスンでは、子どもたちは泳いでみて服を着たままだと非常に動きにくさを実感した。ペットボトルの浮力を使って浮く練習なども行った。
コーチたちは「もし水に落ちてしまったら、慌てないで浮いて助けを待って」と指導し「溺れている人を見つけても、一人で助けに行かず、大人の救助を呼んで」と呼びかけた。
通い始めて3年目の小学校3年の岡田陽光(はる)さんの見学に来た母親は、「息子はこの日を毎年楽しみにしている。服を着たまま水に入る体験をさせてもらえるのがありがたい」と話した。
着衣泳レッスンは2023年度から年間カリキュラムの1週分に導入した。