豊川市/「一緒にノスタル ジックなひととき」/作家らの多彩な作品飾る
2025/06/13
生田さん(前列左)と北村さん(後列左)と来場者ら(ギャラリー花棕櫚で)
豊川市大橋町のギャラリー花棕櫚で、コレクション展「ノスタルジーにひたって…」が22日まで開かれている。会場には、独自の技法で見る人を魅了する豊橋市の画家の栃久保操さん、ノスタルジー画の須藤陽子さん、布絵の河辺光代さん、人形作家の鈴木津紀桜さんらの作品とともに、24年前の開館当時から花棕櫚のファンという新城市の生田愛子さんのコレクションを飾っている。
時代を感じさせる古民家空間の各所に、生田さんが大事にしてきた市松人形や花嫁人形、織物、陶器などが出品され、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。
生田さんは80歳を迎えた。自分が長く大切にしてきたものをこのまま埋もれさせたくないと思っていた時に、花棕櫚オーナーの北村起美子さんの展示提案を受け、コレクション展への参加を決めた。
生田さんは「多くの方に見ていただく機会を得てうれしい」と述べ、「一緒にノスタルジックなひとときを楽しみませんか」と呼びかけている。