豊川高校で「T―1グランプリ!」開催
2025/07/12
審査員の講評を聴く出場者たち(豊川高校で)
高校生によるスピートコンテスト「T―1グランプリ!豊川市を変えるのは君だ!」が10日、豊川市の豊川高校で開催された。
豊川青年会議所(JC)が主催し、「集まれ!若者元気玉委員会」が企画運営した。
コンテストは「高校生が考える、住みたいまち豊川」をテーマに行われ、同校のⅡ類・Ⅲ類の1年生から3年生の計281人を対象に実施。その中から有志6チーム(3人1チーム)が出場した。
地域の子どもたちの視点で作る豊川総合マップ、豊川市に海があることに注目した遊び場づくり、世代を超えた交流を生み出す複合施設の提案など、現状を調べ、データを駆使し、自分たちの思いを載せた6つの意見が発表された。
最優秀賞に輝いたのは、2年生チームの「来年秋に完成する豊川駅前の複合ビルを高校生も利用できる建物に」という提案で、持続的な利用を考えた具体的なプランが評価された。
JCの金田祐太郎委員長は「生徒の皆さんは、探究学習の中でテーマに取り組み、委員会メンバーはアドバイスなどを行った」と述べ、「この取り組みをきっかけに、豊川市のまちづくりの担い手として成長してほしい」と話した。