蒲郡で警察3署が剣道合同稽古/
2025/08/21
稽古に熱が入る剣道部員ら(蒲郡市民体育センターで)
剣道を通じて警察の仕事に興味を持ってもらおうと、蒲郡、西尾、豊橋3署は20日、蒲郡市民体育センター武道館で地元高校生らを招いた合同稽古を行った。
全国的に警察官のなり手不足が続く中、将来の人材確保につなげようと実施した。担当者が警察の業務などについて説明。「警察官を将来の選択肢の一つとして考えてもらえれば」と期待を寄せた。
合同稽古には、3市の高校剣道部員ら60人が参加した。県警本部から剣道師範の勝野伸太郎さんらが訪れ、「面」「小手」「胴」「突き」の基本動作を指導。「掛け声で息を吐ききる」「素振りと同じように打ち込めるように」などと助言した。
蒲郡高剣道部顧問の藤井大輔教諭は「部員が少ないので、他校と一緒に練習して、直接指導を受けられる機会は貴重」と話した。