豊橋/ダンスカンパニー「ピーピング・トム」が保存会訪問
2025/10/10
人形に触れるメンバー(豊城生涯学習センターで)
11日に豊橋市西小田原町の穂の国とよはし芸術劇場プラットで公演予定のベルギーのダンスカンパニー「ピーピング・トム」のメンバーが、11月に定期公演を予定している吉田文楽保存会を訪問し、人形浄瑠璃を鑑賞したり、人形に触れたりして交流した。
メンバーは、同市豊城生涯学習センターで吉田文楽の歴史などを聞いた後、おめでたい「二人三番叟」の練習を見学。練習のため人形遣いが少なく変則的な演技となったが、人形浄瑠璃を楽しんだ。
見学後は実際に人形や三味線に触れた。動かし方を指導されながら、見よう見まねで器用に人形を動かす人もおり、三味線に合わせて2体の人形を踊らせるなどして笑顔を見せていた。
人形を操った男性は「簡単に動かしているように見えたが、やってみると難しい。三味線と人形に日本の伝統を感じる」と話した。