RUN伴(ランとも)新城2025/しんしろ軽トラ市/買い物しながら参加者ら楽しむ
2025/10/27

ミネアサヒ米5キロを受け取る伊藤さん(新城市亀姫通りで)
認知症の人と家族、支援者らがたすきをつなぐイベント「RUN伴(ランとも)新城2025(同実行委員会主催)が26日、しんしろ軽トラ市が開催されている新城市亀姫通りを発着点として行われた。約100人が参加し、12人のスタッフが支援した。
9回目の開催となった今回は、長い距離を走るのではなく、軽トラ市の主な会場となっている中央通り商店街を買い物しながら歩く形となった。オレンジ色のイラスト付Tシャツを着た参加者らは、時々小雨の降る中を笑顔で歩き、会場の人たちとの会話や触れ合いも楽しんだ。
ゴール後、「まちかどホットコーラス」も行われた。ほうらい吹奏楽団の演奏に合わせ、団員・スタッフらが参加者らと「明日があるさ」「ふるさと」などを合唱した。楽団は村田真弓さんの指揮で12曲演奏した。
最後に抽選会が開かれ、特賞のミネアサヒ米5キロは浜松市の伊藤愛美さん(明治安田生命新城営業所勤務)が獲得。「むちゃくちゃうれしい」と笑顔だった。
実行委員長の原田郁代さんは「認知症の人、障がいのある人など誰もが住みやすく、支える人を支えるまちづくりを進めたい」と話す。RUN伴の名称での開催は最後として「今後も新城独自の取り組みを考えていきたい」と意欲を燃やした。