あいにくの空模様も多彩な催し楽しむ
2025/10/27

田原をイメージした仮装コンテスト(田原市総合体育館で)
「第23回田原市民まつり」(同まつり推進協議会主催)が26日、はなのき広場などで開かれた。商工会まつりも同時開催され、時折雨の降る天候の中、会場は家族連れや若者らでにぎわった。
市民まつりは2003年から、市制施行を記念し、市民の融和を図る場として行われている。「みんなでつくる」をテーマに、市民や各種団体の出展者が自ら企画した多彩な催しが繰り広げられた。
総合体育館では、初企画の田原をイメージした仮装のコンテストがあり、家族ら5組が参加。菜の花や菊、キャベツ、サーフィンなど田原の特産やイメージを仮装で表現し、拍手を浴びた。
文化会館文化ホールでは、子どもや若者らのダンス、フラダンスなどが行われた。田原市内のダンススタジオ「MAZE(メイズ)」などが登場し、小学生、中高生らが軽快な音楽に合わせて踊り、満員の客席を魅了、熱気に包まれた。小学1年からダンスを学ぶ男子高校生(17)は「踊っていて楽しいし、見てくれた人が声をかけてくれるのがいい」と言い、「きょうは格好よく楽しく踊れました」と笑顔を見せた。
はなのき広場には各種団体などのテントが並び、訪れた市民らが飲食物や野菜、果物を買ったり、子どもたちがゲームなどを楽しんだりしていた。