今後の活動に意欲

農地・施設保全活動部門で県知事賞/新城市片山地域環境保全隊が市長表敬

2025/11/14

下江市長(後段㊥)と表彰式出席メンバーら=新城市役所で

 新城市の片山地域環境保全隊(森谷京秀代表)が、愛知県農業農村多面的機能活動で優れた活動に取り組んだとして、農地・施設保全活動部門で県知事賞を受賞した。代表役員、活動に参加した児童らが12日、同市役所に下江洋行市長を表敬訪問して報告した。

 森谷代表、事務局の浅井康博さんらが、活動の概要や表彰式で渡された木製表彰状、活動パネルなどについて説明した。受賞の喜びを述べるとともに「今後も継続して活動を進めていきたい」と誓った。

 下江市長は「地域の子どもや保護者を巻き込んだすばらしい活動」とたたえ、「市のモデル的な取り組みとして発信し、さらにネットワークを広げていってほしい」と期待を述べた。

 隊は2007年に発足。個人農業者82人のほか、生産組合、自治会、老人会などで構成され、千郷小・中学校の地元PTA、児童、生徒らも活動に参加している。農地や農業用施設の保全活動とともに、地元PTA、児童、生徒らとヒマワリを植えるなど、景観形成活動にも取り組んでいる。植えたヒマワリは、阪神淡路大震災で犠牲になった少女が発見された場所に咲いた「奇跡のひまわり」の子孫で、紙谷充昭さんが支援している。

 知事賞は、11月3日に安城市で開かれた「農地・水・環境のつどい」で、大村秀章知事から手渡された。表彰式には、この日表敬訪問したメンバーが出席した。

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