豊根村が26年度当初予算案発表/一般会計 3年ぶり減の27億2400万円
2026/02/21

記者会見する伊藤村長(豊根村役場で)
豊根村は20日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比12・5%減の27億2400万円。消防拠点整備などの事業が終了したため大幅な規模縮小となるが、体験型観光設備の充実や、支所を廃止する富山地区の防災機能強化に取り組む。
一般会計のマイナス編成は3年ぶり。記者会見した伊藤浩亘村長は「平年ベースの規模に戻った。27年度以降に新たな大型事業が控えており、いったん立ち止まってじっくり考える」と話した。
観光関連では、茶臼山高原の遊歩道整備を継続。山麓にある村の施設「グリーンステージ花の木」では、カブトムシやクワガタと触れ合える鉄骨ハウスを1155万円かけて建設する。
富山地区では3月末に支所を廃止する代わりに、郵便局への事務委託を拡充。委託費として110万円を計上した。同地区の避難所となる施設には6888万円かけて非常用発電機を設置する。
歳入面では、村税が3・9%増の3億6795万円。地方交付税は2・9%減の11億4600万円と見込む。
借金に当たる村債は36・1%減の3億1680万円、財政調整基金などからの繰入金は55・1%減の9133万円とした。
この他、村は今後の大型事業として、日帰り温泉施設の移転再整備▽新規の単身用住宅確保▽茶臼山高原観光事業の強化―を検討中。予算化には至っていないが、早ければ26年度中に基本計画策定に移るという。