市がマーキング対策進める/国道沿いで連続発生、署は情報提供呼びかけ
2026/05/01

マーキングして窃盗対策したグレーチング(田原市内で、田原署提供)
田原市内で今年、路上の側溝に設置している「グレーチング」など金属品の盗難が相次いでいる。昨年から被害が続き、今年も国道42号付近で多発している。市はマーキングする対策を進めており、田原署は不審者に関する情報提供を呼びかけている。
署によると、市内では今年、今月11日までにグレーチングや銅線、鉄板などが盗まれる被害が計36件発生。
国道42号近くの路面や私有地にあるグレーチングが持ち去られる被害が、目立っている。
窃盗犯は車両を使い、夜間に犯行を重ねているとみられる。被害地区は人通りが少なく、街灯のない場所も多い。
住民が側溝に足を取られる危険性もあり、同署生活安全課の小久保晴由課長は「事前に下見に来ている可能性もある。不審な車や人物を見た際は情報提供してほしい」と市民へ協力を呼びかけている。
犯行は転売目的とみられ、市は昨年からグレーチングにマーキングを施す対策を始めた。
今後は取り外しに手間のかかる金具の設置も進め、持ち去りにくい環境づくりを行う。
市内では、昨年1年間で同様の被害が計75件あった。今年1月には、ビニールハウスなどから散水に使う配管に付いた「ボールバルブ」の窃盗被害が多発。署はパトロール活動も強化して被害抑止を図っている。