国会図書館の調べ物データベース、利用者 質問への回答事例多数登録したことなど評価/14年連続の礼状対象
2026/05/01

14年連続で贈られた礼状を手にする職員ら=蒲郡市立図書館で(提供)
蒲郡市立図書館は、14年連続で国立国会図書館長から礼状を贈られた。国会図書館がインターネット上で公開している調べ物のデータベースに、利用者の質問への回答事例を数多く登録したことなどが評価された。さらに事例数や閲覧数など4項目で上位に入り、全国で3館のみが対象の4冠を初めて達成した。
国会図書館が運営する検索サービス「レファレンス協同データベース」(レファ協)には昨年度、全国の図書館956館が参加し、各館に寄せられた質問に対する17万件以上の回答が登録されている。
昨年度の礼状の対象は全国72館だった。
同館がこれまで登録した事例には「『中旬』とは何日から何日を指すのか」「蒲郡駅北口の地下道開通後」などがあり、このうち「中旬」は昨年11月の月間アクセスランキングで5位となった。
指定管理者制度で同館を運営するNPO法人ブックパートナーの職員で、司書の三浦佳穂さん(47)によると、同館では約25年前から、レファレンス事例を紙に記入して残してきた。地域紙や郷土資料などが連綿と受け継がれているという。三浦さんは「4冠は図書館の歴史の積み重ねと、職員の努力が実を結んだ結果。知の結晶が市の財産となるよう、今後も研さんを積んでいきたい」と抱負を述べた。