業況判断指数マイナス15・6

蒲郡商議所が1~3月期景況調査結果発表/中東情勢緊迫化影響 先行き不透明感強く

2026/05/23

中東情勢緊迫化による影響(提供)

 蒲郡商工会議所は、蒲郡市内の会員企業を対象に行った1~3月期の景況調査の結果を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス15・6で、前期より2・2ポイント上昇したものの、来期は下降する見通し。

 DIのうち、売上値は前期より15・7ポイント低いマイナス14・6となった。収益値はマイナス26・3で、前期に比べて10・7ポイント悪化した。

 同商議所によると、物価高などが重荷となり、来期に向けても先行き不透明感が強い。

 業種別では、製造業で一部に堅調な動きも見られるが、中東情勢による原油高や調達への不安から警戒感が強い。建設業は民間工事の様子見が続く。卸売・小売・飲食業は、物価高による消費低迷と価格転嫁の難航で採算が悪化している。特に石油などの小売や運輸業は、原油価格高騰によるコスト急騰が直撃した。旅館は国内需要で比較的堅調だった。

 経営上の問題点は、全業種で「売上の停滞・減少」を挙げる企業が4割を超えた。燃料高や利幅の縮小、人手不足、人件費の増加が上位に並んだ。

 調査は、市内96の企業や団体を対象に聞き取りで実施。景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を差し引いた値をDIで示している。

 ▼中東情勢の影響
 同商議所は中東情勢の緊迫化による影響について、市内業者を対象に行った臨時調査の結果を公表した。4月8日から同25日にかけて、製造や建設、卸売、小売、サービス、運輸通信の95事業所を対象に調査したところ、74%が「悪影響がある」と回答。今後はさらに79%が「悪影響」を懸念している。

 行政に対しては、44・2%が「税制優遇措置」を望み、次いで「資金繰り支援」だった。製造業からは「ナフサ不足による減産が心配」「シンナー不足や、ポリエチレン製品の値上げ、機械用油の不足。このまま続くと今後が不安」との声が上がっている。

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