東三河人口「3・5%減」減少幅拡大

豊橋―減少数県内最多、県―戦後初のマイナス/国勢調査速報

2026/05/30

県内上位5市と東三河市町村の人口との増減(率)

 昨年10月に行われた国勢調査の集計速報値が29日、愛知県から発表された。東三河地域の人口は、2020年の前回調査と比較して3・5%減少し、減少幅も拡大。前回まで増加していた豊川市でも減少に転じた。愛知県全体でも、1950(昭和25)年以降の調査で初めて人口が減り、人口減少地域が拡大した。

 東三河の人口は72万1731人(男36万885人、女36万846人)。前回調査から2万6499人(3・5%)減り、減少幅は前回の9233人(1・2%)減から大きく拡大した。

 豊橋市の人口は37万人を割り込み36万31人。県内順位は前回と変わらず、名古屋、豊田、岡崎、一宮の各市に次ぐ5番目だった。順位は維持したが、減少数の1万1889人(3・2%)減は、県内自治体の中で最も多かった。

 前回2000人以上増加した豊川市も、今回は2136人(1・2%)減少した。人口は18万2525人となり、10年前の2015年調査時とほぼ同数となった。

 奥三河でも人口減少が加速。豊根村の人口は1千人を下回って835人となり、減少率17・9%減は県内最高値だった。東栄町(16・2%減)、設楽町(11・4%減)の減少率も県内上位だった。

 愛知県全体でも9万12人(1・2%)減って744万9403人となり、全国では4番目。1920(大正9)年の第1回調査以降、減少したのは戦争の影響が大きかった1945(昭和20)年の1回のみで、今回は戦後初めての減少となった。

 県内で増加した自治体は名古屋市など10市町に減り、岡崎市など32市町村は増加から減少に転じた。増加率では、長久手市の5・4%増が県内最高で、全国では16番目だった。

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