サーファーら高台へ誘導

フラッグで情報伝達/太平洋ロングビーチで津波避難訓練

2026/06/22

津波フラッグが振られる中、避難するサーファーら(太平洋ロングビーチで)

 サーフィンなどマリンレジャーが盛んな田原市赤羽根町の太平洋ロングビーチで20日、津波を想定した避難訓練が行われ、津波警報などの発令を知らせる「津波フラッグ」などを用いた情報伝達や避難誘導、海岸利用者の避難訓練が実施された。

 大津波警報が発令されたとの想定で進められ、避難放送が流れると、市や田原署、サーフィン団体などの関係者が津波フラッグを振ったり、拡声器で呼びかけたりして、ロングビーチにいたサーファーらに避難を促した。雨が降る中、砂浜を走り、階段を上って高さ約30メートルの高台まで120人が逃げた。サーファーはサーフボードを海岸に置いて避難した。

 高台では、名古屋地方気象台の職員が赤と白の格子模様の津波フラッグについて説明。避難放送が聞き取れないこともあるため「視覚に訴えるフラッグが振られていたり、高いところに掲げられていたりしたら、ただちに高台へ逃げてください」と呼びかけた。

 サーフィンで訪れていた西尾市の男性は「津波フラッグの存在や高台へ逃げる道も知らなかったので、こうした訓練はありがたい」と話し、「海にいると放送が聞こえないこともあるので、目で見て分かるのはとてもよく、海にいる人同士で避難情報を共有できれば」と語った。

 市側は、避難情報が出た際、率先して避難することで周囲に人の流れをつくるよう参加した人たちに協力を求めた。

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