レトルト臭克服のあさり酒蒸し

田原の浩漁水産が開発/常温で1年保存、CFで先行販売

2026/07/03

国産あさりの酒蒸しをレトルトに(提供)

 田原市で貝類の加工と販売を手がける浩漁水産(天野浩社長)は、渥美半島産の大粒あさりを使用した新商品「国産あさりの酒蒸し」を開発し、3日からクラウドファンディング(CF)サイト「Makuake」で先行販売を開始した。

 従来のレトルトあさりは、高温高圧殺菌による独特の臭いが課題となっていた。同社は試作を重ねて独自の真空パック製法を採用することで、この「レトルト臭」を克服。貝本来の豊かな風味と食感を閉じ込めながら、常温で1年間の長期保存を実現している。砂抜きや塩抜きの手間は不要で、電子レンジで1分30秒加熱するだけで本格的な味わいが楽しめる。

 CFの実施期間は8月17日まで。支援への返礼品として、商品の先行提供に加えて、自社管理の浜での「潮干狩り体験付きプラン」なども用意した。同社は今回のプロジェクトを通じて、地域の海の恵みや漁業文化を次世代に伝えていきたいとしている。

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